栽培カレンダー
植え付け収穫
地域別の栽培時期を文字で読む
| 地域 | 作型 | 作業 | 時期 |
|---|---|---|---|
| 寒冷地 | — | 植え付け | 5月上旬から5月下旬(タキイの栽培暦は月単位。元資料に地域の区別なし) |
| 寒冷地 | — | 収穫 | 10月上旬から11月下旬 |
| 中間地 | — | 植え付け | 5月上旬から5月下旬(タキイの栽培暦は月単位。元資料に地域の区別なし) |
| 中間地 | — | 収穫 | 10月上旬から11月下旬 |
| 暖地 | — | 植え付け | 5月上旬から5月下旬(タキイの栽培暦は月単位。元資料に地域の区別なし) |
| 暖地 | — | 収穫 | 10月上旬から11月下旬 |
栽培カレンダーの出典: タキイ種苗
自然農での栽培ポイント
品種を選ぶ
紅はるかは、つるがよく育った
初期の草取りが遅れた畑でも、サツマイモを収穫できた。
安納芋は、芽が出やすい品種として紹介されている
段ボール箱の中へ置いただけで芽が出た。ねっとりした食感になる。初期の草取りが遅れ、ほとんど収穫できなかった記録もある。
土と場所
水はけのよい場所へ植え、水をやりすぎない
高畝にして、水はけをよくした。水を与えすぎた畑では、水っぽく甘みの少ない芋になった。
葉ばかり茂っても、土の養分だけを原因と決めない
養分が多い場所では、つるばかり茂って芋ができにくくなると説明されている。ただし、無肥料でマルチも使わない畑でも、葉ばかり茂って収量が少なかった。つるボケを土の養分だけで判断しない。
赤ジソと植える
サツマイモ2株の間へ、赤ジソを千鳥に植えた
赤ジソが土の余分な養分を使い、つるボケを抑えると考えた組み合わせ。赤ジソをランダムに植えず、サツマイモの葉へ日が当たる間隔を残す。
枝豆と植える
サツマイモ2株の間へ、エダマメを植えた
土の養分が少ない場所で、枝豆が窒素を固定する働きを利用する考え方。枝豆は中央へまっすぐ伸びるため、サツマイモの葉へ日が当たる位置を選ぶ。枝豆との混植は一つの選択肢で、必須ではない。
苗づくり
購入苗を使う
買った苗を、根出しせずにそのまま植える方法もある
植える前の根出しを省き、そのまま畑へ植えて育った。自分で苗を作らない場合の始め方になる。
植え付け
購入苗を5月上旬〜6月上旬、自家製苗を6月〜7月上旬に植えた
7月下旬の植え付けでは、芋が十分に大きくなる前に株が枯れたこともある。地域や品種が違う畑へ、同じ期限をそのまま当てはめない。
自家製苗をすぐ植える
自分で育てた苗は、切ったあと乾かさずに植えた
慣行一度しおれさせてから植える方法もある。
切ってすぐ植えたほうが根付きやすかったという経験に基づく方法。植えたあとに刈った草をかぶせ、直射日光を遮る。
植え方を選ぶ
芋の大きさや数に合わせて植え方を選び、同じ畑では揃える
垂直植え、斜め植え、水平植えなどでは、採れる芋の大きさや数が変わる。植え方を混ぜると管理しにくいため、一つに揃えるという考え方がある。
垂直植え
大きい芋を少ない数で穫りたいなら、つるを垂直に植える
つるを垂直に植えた。安納芋のように、つるが短い品種へ使われている。
斜め植え
早く根付かせたいなら、つるを斜めに植える
支柱などで斜めに穴を開け、つるを45度ほどに挿して半分まで埋めた。穴を掘る手間を省けた。
水平植え
時間をかけて芋の数を増やしたいなら、つるを水平に植える
つるを畝に寝かせるように植える。斜め植えより根付くのが遅く、芋ができるまで時間はかかるが、数を多く穫れると説明されている。
ごく薄く土をかける
少ししおれたつるを畝へ置き、ごく薄く土をかける方法もある
慣行つるを水平、斜め、船底の形などに植える。
深く埋めず、つるの上へ土をパラパラとかける。この方法で、一か所へまとまって芋がついた。
手入れ
生育中に1回、つるを持ち上げて地面から離した
節から根が張ると株元の芋が太りにくくなると考え、生育中に1回、つるを持ち上げて地面から離した。
つるが広がる前に、畝の草を刈る
つるが横へ広がったあとに草が茂ると、草を刈りにくくなる。草取りを減らす方法として、黒マルチを使う人もいる。
虫と病気
株元が黒褐色になり、葉やつるが黄ばんでしおれたら、基腐病を疑う
症状が進むと株が枯れ、芋はつるにつながる側(なり首側)から腐る。感染した苗や種芋から広がるため、自家苗には病気のない芋を使う。疑わしい株を見つけたら、地域の病害虫防除所へ相談する。
収穫
ある畑では、植え付けから120〜150日を目安に試し掘りする
暑い年は120〜150日の目安より前に1株を掘り、芋の大きさを見て収穫日を決める。無理に引き抜くと芋がくびれの部分で折れ、傷みやすくなる。
保存
10℃以下になりやすい場所と、冷蔵庫を避ける
10℃以下では傷みやすく、5℃を下回ると傷んだ。畑に残した芋や、雪が積もる地域の土中保存で腐った記録もある。
発泡スチロール箱は、密閉しない
箱を密閉して水分がこもり、芋が腐ってカビも生えた。
ネズミが入らない場所へ保存する
ネズミがいる場所へ置き、包みを破られて芋をかじられた。
品種で期間を変える
品種ごとに、甘みが増すまで置く期間を変える
紅はるかは掘りたてでも甘みがあった。安納芋は約1か月、鳴門金時は約2か月、紅あずまは1〜2か月置くと甘みが増した。
基本データ
| 発芽適温 | — | 生育適温 | — |
|---|---|---|---|
| 株間 | 30cm | まき方・植え方 | 苗づる |
| 日当たり | 日なた | プランター | 可 |
| 土の酸度 | — | 難易度(慣行) | — |
| 作型 | 春植え | 種まき〜収穫 | 120〜140日 |