ジャガイモ

根菜 ナス科

栽培カレンダー

春作

123456789101112
植え付け
収穫

秋作

123456789101112
植え付け
収穫

植え付け収穫

地域別の栽培時期を文字で読む
栽培カレンダーの時期(慣行の目安)
地域作型作業時期
寒冷地春作植え付け4月中旬から4月中旬
寒冷地春作収穫7月中旬から10月下旬
中間地春作植え付け3月中旬から3月中旬
中間地春作収穫5月中旬から6月下旬
中間地秋作植え付け8月下旬から9月上旬(秋植え用の品種を使う)
中間地秋作収穫11月下旬から12月上旬
暖地春作植え付け3月中旬から3月中旬
暖地春作収穫5月中旬から6月下旬
暖地秋作植え付け8月下旬から9月上旬(秋植え用の品種を使う)
暖地秋作収穫11月下旬から12月上旬

栽培カレンダーの出典: タキイ種苗 サカタのタネ

自然農での栽培ポイント

品種を選ぶ

男爵を早く収穫できた

暖地の春作では、男爵はほかの品種より芋が早く太り、早く収穫できた。疫病に弱いと話されているため、早く収穫する品種として選ばれていた。

グランドペチカの生育が旺盛だった

中間地で複数の品種を育てたところ、グランドペチカは病害が少なく、生育が旺盛だった。

中間地では、さやあかねときたむかいを2月上旬に植えた

寒さに強い品種としてさやあかねときたむかいを選び、ほかの品種より早い2月上旬から植えた。地域と品種を確認してから早植えの時期を決める。

種芋を選ぶ

採れた芋を次の種芋にするなら、腐りがないものを選ぶ

慣行病気に感染していないことが確認された種芋を買う。

ジャガイモは種芋と同じ性質を受け継いで増える。自分の畑で採れた芋を使う場合は、柔らかく腐った部分がないものを選ぶ。病気を見分けられない場合は、販売されている種芋を使う。

土と場所(どちらか)

ネギと場所を交互に使う

ジャガイモとネギの場所を分け、前後で交代させた

ジャガイモ用とネギ用の場所を決め、作る場所を交互に替えながら連作した。同じ穴や株間へ一緒に植える方法とは分けて考える。

株間へネギを植える

ジャガイモの株間へネギを植えると、両方がよく育たなかった

中間地の試験では、ジャガイモが育たなかった場所のネギは大きく、ジャガイモが育った場所のネギは小さかった。両方を同じ場所で収穫する方法としてはうまくいかなかった。

土と場所

キャベツの前後と隣を避けた

キャベツとジャガイモを前後に作った場合も、隣で同時に育てた場合も、どちらかの育ちが悪くなった。この畑では、キャベツから離れた場所を選んでいる。

ナス・ピーマン・トマトから離して植える

いずれもジャガイモと同じナス科。近くで育てると、ジャガイモにいたニジュウヤホシテントウが移り、葉を食べた。隣接させる場合は、それぞれの葉に食べ跡がないかを見る。

雨のあとに水が残らない場所を選ぶ

水が抜けにくい場所では、土の中の芋が腐った。雨の翌日に畝間や植え穴へ水が残っていないかを見て、残る場所は避ける。

種芋の用意

芽を暗い場所で動かす

家庭菜園では、段ボール箱へ入れて芽を出した

慣行日光に当てて短く丈夫な芽を出す浴光育芽もある。

段ボール箱へ種芋を入れ、室内で芽が動き始めるのを待った。少数を手で植える場合に使われた方法で、伸びた芽を折らないように箱から出して植える。

伸びすぎた芽をやり直す

白く長く伸びた芽を取り、種芋を光に当てた

保存中に芽が白く長く伸びた種芋では、その芽を元から取り、日光に当てて新しい芽が出るのを待った。短い芽まで一律に取らない。

切った種芋は、断面が乾いてから植える

切った直後の湿った断面を土へ入れると、切り口から腐った。風通しのよい日陰に置き、切り口の表面が乾いたことを見てから植える。

種芋の切り方(どれか)

春に横へ切る

春に種芋を横へ切り、株数を増やした

中間地では、芽が多い種芋を上下に分けるよう横へ切った。切る前に両方の切片へ芽が残る位置を確かめ、芽のない切片を作らない。

縦へ切る

芽が集まる側を分けるよう、縦へ切った

種芋の上部に集まる芽を左右へ分けるように、上から下へ縦に切った。どちらの切片にも芽が残る位置を見てから切る。

切らない

中間地・暖地の秋作では、種芋を丸ごと植える

植え付け時の暑さが残ると、切り口から腐りやすい。秋植え用の種芋を選び、切らずに植える。季節にかかわらず丸ごと植える人もいる。

植え付けの深さ(どれか)

浅く植えて土を盛る

地表から5cm掘って種芋を置き、元の地表より5cm高く土を盛った

慣行深さ10cmほどに植える。

地表から深さ5cmの穴を掘り、底へ種芋を置いて穴を埋める。さらに元の地表より5cm高く土を盛るため、種芋の上へかかる土は合計約10cmになる。

植え付け

株間30cmで植えた

中間地で、種芋を30cm間隔に置いた。芽が出たあとの株の位置をそろえやすいよう、置く位置を先に決める。

種芋の上へ3〜5cm土をかけた

中間地で、置いた種芋の上へ3〜5cm土をかけた。同じ畝の中では、植える深さをそろえた。

秋作

中間地・暖地では、秋植え用の品種を8月下旬〜9月上旬に植える

暑さが残る時期は種芋が腐りやすい。畑へ植えるまで涼しい場所に置き、秋植えに向く品種を選ぶ。

植える向き(どちらか)

逆さに植える

芽かきを省くため、切り口を上へ向けた

慣行芽を上へ向けて植える。

芽を下へ向け、切り口を上へ向けて植えた。出芽は遅くなったが、出てくる芽が少なく、芽かきをせずに育てた。収量や土寄せの回数は畑の条件で変わるため、この向きだけで決まるとは扱わない。

芽を上にする

早く芽を出すため、芽を上へ向けた

芽が地表へ向かう距離を短くし、早く芽を出すことを優先した方法。逆さ植えより出芽が早かった。

手入れ

芽かきをせず、そのまま育てた

慣行1〜2本残して芽かきする。

出た芽を間引かずに育てた。逆さ植えでは出る芽が少なく、芽を上にして植えた畑では複数の芽が出た。

虫と病気

芋の表面に赤褐色の盛り上がりや、中心がへこんだ乾いた斑点が出るのがそうか病

収穫した芋の表面を見る。高温で土が乾き、pH5.6以上になると出やすい。石灰や籾殻燻炭を入れた場所では避け、別の畝を選ぶ。

収穫

茎葉が半分以上枯れたら、試し掘りする

春作は茎葉が半分以上枯れたころに試し掘りする。秋作は中間地・暖地の11月下旬〜12月上旬を目安に、葉や茎が枯れてきたら試し掘りする。芋が十分に太っていれば、土が乾いた晴天日に掘る。

保存

光に当たって緑色になった芋は食べない

栽培中に土から出た芋や、収穫後に明るい場所へ置いた芋は表面が緑色になる。緑色の部分には有害な成分が増えるため、食用にせず、収穫した芋は光を避けて保管する。

植え付けた親の種芋は食べない

収穫時に新しくできた芋と、植え付けに使ったしなびた種芋を分ける。親の種芋は食用へ混ぜない。

基本データ

発芽適温生育適温15〜20℃
株間30cmまき方・植え方種イモ
日当たり日なたプランター
土の酸度弱酸性 pH5.5〜6.0 難易度(慣行) やさしい
作型春植え・秋植え種まき〜収穫100〜120日

出典:サカタのタネサカタのタネ (2)タキイ種苗

この野菜について書く

この野菜を育てて分かったこと、うまくいかなかったことを書ける。 投稿の前に利用規約を確認する。